明けましておめでとうございます

 

二年を超えるパンデミック下にも拘わらず、皆様には恙なく新年を迎えられたと拝察いたします。

この二年、我々の生き様は大きく変わりました。また、デジタル化の加速によりメディアの有り様も変わりつつあります。そして、こういう時代だからこそドラマの有り様が問われています。

この時代と人間を痛切に描く新しい作家を発掘し育てる当財団を一層ご支援下さるようお願い申し上げます。

 

2022年元旦

理事長 遠藤利男

 

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新年おめでとうございます。

 

昨年も一昨年に引き続き大変な年になりましたが、今年も皆さまにとって輝かしい一年となりますようお祈り申し上げます。

いつもご協力を賜りましてありがとうございます。心から感謝いたしております。

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

年が明けるとまたすぐに市川森一脚本賞の選考会が始まります。

本年は3月26日(土)に、第10回目の贈賞式が行われる予定です。

昨年もコロナ禍の影響で相変わらずドラマ界も厳しい状況が続いていますが、さて今年はどなたに決まるのか……いつも楽しみな時期です。

 

これまで授賞なさった方々は、皆さま大活躍をなさっています。

とても嬉しく喜ばしいことです。

今後益々のご活躍を期待させていただいております。

 

昨年もコロナ禍のため、市川に関する催し物もほとんど延期中止になりました。

開催できましたのは下記のみでした。

10月:市川森一古事記原作「古事記天語り」 

宮崎・青島神社、鹿児島薩摩川内市・鹿屋市・鹿児島市、

新横浜グレイスホテル

11月:市川森一古事記原作「古事記天語り」 新横浜グレイスホテル

12月:市川森一古事記原作「古事記天語り」 

新横浜グレイスホテル、鹿児島県霧島市

 

また1127日に市川の故郷長崎県諫早市の諫早図書館敷地内に「市川森一顕彰碑」を長崎の皆様中心に建立して下さいました。

諫早市立諫早図書館は、市川がオープンから亡くなるまで名誉館長を務めさせて頂き、今もその時使っていた部屋が、「市川森一シナリオルーム」として、当時のまま保存されていて、ご希望の皆様には中を見て頂くことや市川の作品をご覧いただくことができます。

市川の台本、作品録画DVDなど仕事関係のものをほぼ全て保管して頂いています。

長崎に行かれるようなことがありましたら、どうぞお立ち寄り下さい。

 

今年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

                               理事 市川美保子

 

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明けましておめでとうございます

 

市川森一先生が始められた活動の一つにアジアドラマカンファレンスがあります。アジア諸国の脚本家や演出家、プロデューサーが一堂に会し交流し、相互理解を深め、刺激を与えあい、共同製作や参加国相互での作品放映も視野に入れた運動です。私は長崎(第3回)に取材の立場で参加しました。その時、長崎新聞に「日本人には伝統的に物語の創作力がある」というような持論をコメントしました。

 

ところが先年、脚本コンクール選考委員の脚本家の方が、「応募者の物語力が落ちている」と発言されました。また応募作に「哲学がない」という声も近頃聞きます。かつて某プロデューサーが「脚本家に必要なのは技術とハート」と言われたのを思い出します。近年どのコンクールの応募作も技術的には著しく向上しているそうです。しかし技術だけで視聴者の心をとらえることが出来ないのは確か。

 

脚本専門誌『ドラマ』『シナリオ』の2誌に関わっている私は多くの脚本家の方々と接して、その潜在能力の高さを実感しています。その創作力が十分に発揮されていないのが業界の現状だと思います。

 

2022年は技術とハートを兼ね備えた日本の脚本家たちがアジアにとどまらず世界へ進出する年になることを大いに期待しています。それこそ市川森一先生が望んでいらしたことではないかと。

 

                 理事 辻萬里(月刊ドラマ発行 映人社代表)

 

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あけましておめでとうございます。

 

おかげさまで、2022年は財団を設立して10年、贈賞も10回目となります。なんとか5回は贈賞を続けたいという当初の願いからすれば、10年間継続という結果は、よしというべきかもしれません。しかし、5年を超え10年に至る道は、決して容易ではありませんでした。そのために、ドラマ文化の向上に資する事業を開発し、皆さんへの寄付のお願いを懸命に行い、ここまでに至りましたが、このところは、放送事業界の停滞もあり、関連企業からの協力も求めにくい財政状況で、財団は存続の危機に瀕しているというのが正直なところです。

 

今、90歳代を筆頭に平均70歳代後半の我々財団理事たちの間では、もういいかいというつぶやきが聞こる一方、まぁだだよという声も出ています。

私個人としては、多くの皆さんをお誘いし、その賛同を得てできた財団です、自ら死なせる(解散)わけにはいきません。コロナからの脱却がまだ見通せない今年だからこそ、まぁだだよという心意気で行くべきだと考えています。

 

ということで、今年の3大テーマです。その一、第10回受賞者を選考し、素晴らしい「贈賞式」、併せて「テレビドラマの巨人たち(岩間芳樹)」を成功させること。その二、市川森一さんの故郷・長崎での事業「作家・市川森一の長崎の映像(展)」を成功させること、そして三つ目が、財団存続のための方策を立てることです。どんな方策があるか、そのためにはどんな事業が必要か、必死に考えます。

 今年も、皆様のお知恵とお力をお借りする一年になりそうです。よろしくお願いします。

 

 追伸

皆さんの中で、財団理事に名乗りを上げてもいいという方はいらっしゃいませんか? 60歳代であれば最若手、70歳代でも十分若手です。お申し出お待ちしています。

 

                             常務理事  渡辺紘史

 

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新年あけましておめでとうございます。

今年も数多くの楽しく、面白いドラマが作られることを願っているのはいつもと同じですが、今年は「楽しく」「面白い」に一つ、「パワフルなドラマ」を加えたいと思います。

 

パワフル、と言っても声が大きいとか、セリフが多いとか、効果音やBGMが大きいとかいうことではありません。

見終わった後に、「なんだか辻褄が合っているかどうかわからないけど、おもしろかったなあ、良かったなあ」と思える、そんなドラマです。

 

どうも最近は、「伏線」や「小ネタ」に視聴者の関心を向けさせよう、という姿勢が見えるものが多い。その方がSNSで話題になりやすく、人気(数字?)も上がるからでしょう。

 

でも、結果、伏線や小ネタに肝心のストーリーやキャラクターまでが引きずられてしまっているドラマが増殖しています。伏線も小ネタも、ストーリー、キャラクターの魅力を最大限に引き出すためのものであるはずなのに。

 

「伏線が全部回収され、綺麗にまとまった」。これは本当に褒め言葉なのでしょうか。伏線も、辻褄も吹き飛ばすような力のあるセリフ、そんなセリフを吐いても違和感のないキャラクター、そんなキャラクターが動き回っていても不思議ではない、生活感に満ちた世界。

こう書くとハードルは高そうですが、きっとみなさんがこれまで「いいドラマだったなあ」と感じたのはそんな作品ばかりだったはずです。

 

そんなドラマをたくさん見たい! これが私の新年の願いです。

 

                    理事 小林 毅

 

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本当に、ありがとうございました!

おかげさまで、昨年の師走の『ご寄付のお願い』には大きなご支援を賜りました。この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。

 

悲しいことに、年始早々、オミクロン株の市中感染が気懸かりな状況となりました。イベントと贈賞式を延期した一昨年3月の悲しい思いだけはしたくないと、ただただ祈るばかりです。

 

ところで、いま、テレビドラマの環境が大きく変わっています。配信が前提となって1時間枠の連続ドラマが少なくなり、30分枠が増えています。昨年10月期の連ドラ46シリーズの半分、22シリーズが30分以下の枠でした。民放の場合、コマーシャルを除いた30分枠の正味時間は、タイトル込みで、2330秒~24分です。

この小さな連ドラが15シリーズもありました。連続ドラマ全体の三分の一になります。

つまり、脚本家の育つ環境が悪化していると考えられるのです。

 

そんな中でも、頑張っている気鋭の脚本家を見つけて、頑張れ!と応援するのが当財団の役目です。

財団では、「市川森一脚本賞」第10回の選考に向けて準備を進めています。候補作の発表は、1月中旬。選考会は2月中旬。

受賞者発表は2月下旬、贈賞式は3月26日(土)の予定です。

乞うご期待!

 

理事(選考委員長) 菅野高至