■■■【第5回】市川森一脚本賞  ■■■

<受賞者・作品>






黒岩 勉(くろいわ つとむ)氏


「僕のヤバイ妻」(全9回)
関西テレビ、2016年4月19日~

  黒岩 勉氏

【受賞の言葉】

脚本賞の話題を目にすることがあると「賞を獲るために書いているわけじゃない。アウトプットし続け世の中に評価を問うのだ」と自分に言い聞かせてきましたが、いざ過分な賞を頂戴することになると、これほど嬉しいことはありませんでした。やっぱり欲しかったんだな、お前。と気づかされた次第にございます……。

市川森一脚本賞、ありがとうございます!

 

連続ドラマの脚本作りはプロデューサーや監督と何度も何度も話し合いながら練り込んでいく共同作業です。美術、音楽、編集、画面から滲み出る番組の雰囲気によっても影響を受けます。しかも『僕のヤバイ妻』は、役者さんたちのお芝居が上手すぎて面白すぎて、書いているとキャラクターたちが好き勝手に動いて全話を駆け抜けていってくれた印象でした。

 

つまり私の力ではなく、このドラマに関わったすべての方々のお蔭で大きな手柄を頂いてしまったわけです。なんという幸運。これで感謝を忘れたら罰が当たります、絶対に。

 

こうなったらもう「彼に賞をあげてよかったな」と思っていただけるように、さらに面白いものを作っていく他ありません。市川森一先生の名に恥じぬよう精進してまいります。本当にありがとうございました。

 


<略歴>

1973年生まれ、埼玉県出身。青山学院大学卒業後、教授の紹介で放送作家となる。

2008年フジテレビヤングシナリオ大賞佳作受賞。翌年「世にも奇妙な物語『自殺者リサイクル法』」の執筆を機に脚本家として活動を開始。

 

~主な作品~

テレビドラマ:『LIAR GAME Season2』09年、『謎解きはディナーのあとで』11年、『ストロベリーナイト』12年、『dinner』13年、以上フジテレビ。『よろず占い処陰陽屋へようこそ』13年関西テレビ、『すべてがFになる』14年、『ようこそ、わが家へ』15年、以上フジテレビ、『サムライせんせい』15年テレビ朝日、『僕のヤバイ妻』16年関西テレビ、『貴族探偵』17年フジテレビ。

映画:『LIAR GAME ザ・ファイナルステージ』10年、『LIAR GAME-再生-』12年、『謎解きはディナーのあとで』13年、『黒執事』14年、『ONE PIECE FILM GOLD』『GANTZ:O』16年。

小説:『それは、自殺5分前からのパワープレー』(リンダブックス刊)10年。

受賞歴:2016年『僕のヤバイ妻』でASIA RAINBOW TV AWARDS 最優秀脚本賞受賞。

 

第5回「市川森一脚本賞」選考経過

■候補者6名の選出

 201611日~1231日に配信された映像ドラマから、市川・小林・高橋・辻・渡辺の理事5人と選考担当の菅野とで、6名の候補者と対象作品を選ぶ。なお、オリジナル作品が少ないため、新人2名(東山氏、小島氏)も候補者に選ばれた。

 

「市川森一脚本賞」の<選考基準>は例年通り、<プロデビュー10年程度以内で、オリジナル作品を執筆し、受賞を機に将来さらに大きく伸びると期待される人で、「市川森一」の名にふさわしく、

<物語性>や<夢・異空間>、さらに、<挑戦>しているか否かを考慮する。

 

■選考委員

倉内 均(くらうち ひとし)   株式会社アマゾンラテルナ 代表取締役会長

次屋 尚(つぎや ひさし)    日本テレビ放送網株式会社 制作局プロデューサー

森安 彩(もりやす あや)    株式会社共同テレビジョン 第1制作部プロデューサー

岡部 紳二(おかべ しんじ)   株式会社テレビ東京 編成局次長兼ドラマ制作部長

高成 麻畝子(たかなり まほこ) 株式会社TBSテレビ 制作局ドラマ制作部プロデューサー

菅野 高至(すがの たかゆき)  選考委員長 フリープロデューサー 元NHK

 

■選考経過

 3月10日(金)夜、財団事務局隣の会議室にて選考委員会が開かれる。なお、高成氏は業務のため書面による参加となる。

今回はいずれも甲乙付けがたい作品で、一作ずつ慎重に議論を重ねた上で、各委員に受賞とする作品を一つ推薦して貰う。その結果、多数決で「僕のヤバイ妻」の黒岩 勉さんを受賞者として、理事会に推薦することに決まる。

 

■理事会の承認

 315日(水)午前11時より開かれた第12回理事会において、選考委員長より選考経過と受賞者が報告され、出席の理事が協議の上、黒岩勉氏の受賞が承認される。

 

■選考理由

豊かな物語性に溢れた、黒岩 勉さんの作品には、人物の造形力と物語の巧みな構成力があり、

次代を背負って活躍できると、高く評価されました。

 

(選考委員長 菅野高至)

 

  第5回「市川森一脚本賞」受賞<記者発表>

3月29日(水)午後1時より、東京渋谷・NHK放送センター14階の「記者クラブ」で、財団常務理事・渡辺紘史より第5回受賞者の発表があり、続いて受賞者・黒岩 勉さんの記者会見が行われました。

(左:黒岩 勉さん  右:理事・市川美保子)

選考委員 <選評・プロフィール>

  ■ 倉内 均(くらうち ひとし)  株式会社アマゾンラテルナ 代表取締役社長


黒岩勉氏の「僕のヤバイ妻」にドラマの現場に身を置く選考委員の多くが手を挙げたのは、新しい方向性を感じたからだと思われる。いま視聴者が求めるもの、いまテレビドラマがつくるべきもの、「いまとは?」という自問の末に一つの可能性として提示したのが本作ではないか。

 

 この脚本を主人公たちの愛の「ドラマ」として読もうとして私はたちまち暗礁に乗り上げた。そこで読み方を変えた。これは、愛憎からみ合う殺人ゲームだと。

 

 浮気した夫を自分の元に取り戻そうと自作自演の狂言誘拐を図り身代金を要求する妻。一方、妻の毒殺を計る夫と愛人。そして、誘拐劇の協力者や隣人の契約夫婦、刑事たち、興信所の探偵、そして計画の仕掛人のバーの経営者といった登場人物たち。次々と繰り出される作者の仕掛けのなかですべての人物がゲーム上の役割を見事にこなして見る者を翻弄する。

 

 いま、私たちは覚醒しながら夢をみるような仮想現実的な感覚に襲われている。それゆえにリアルな現実原則から遠のいてしまっていて、戦争やテロや政治、SNSでのコミュニケーションさえもどこか絵空事の日常にある。

 だからこそ黒岩氏は「ドラマ」ではなく、より視聴者の参加感を促す「ゲーム」で「いま」に迫ろうとした、と私は推測する。

 

 ところが、思いもかけないことが起こる。金銭でレンタル夫婦契約を結んだ「妻」有希が主人公の真理亜に問いただす場面。 <有希「そもそもあんた幸平さんのこと愛していたの? 」/真理亜「……」>

 

この長いゲームが最後に来てリアルと交錯する瞬間だ。発した問いはやがて有希自身に返ってくる。「フィクション」の夫婦が最後にたどり着くのは「リアル」の愛である。作家はゲームを終わらせてドラマを残したのだった。


<略歴>1949年生まれ。1971年4月(株)テレビマンユニオン入社。1988年4月(株)アマゾン設立代表取締役。2010年4月(株)アマゾンラテルナ設立代表取締役社長。現・代表取締役会長。2012年4月全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)理事長就任。主な監督・演出作品に、『日本のいちばん長い夏』(2010)、『佐賀のがばいばあちゃん』(2006)、『母とママと、私』(2007)、「ドラマスペシャル『炎の料理人 北大路魯山人』」(1987)『四谷怪談〜恐怖という名の報酬〜』(2003)ほか。

 

 

 

  ■ 次屋 尚(つぎや ひさし)  日本テレビ放送網株式会社 プロデューサー


 どこまでその作品に脚本家の作家性が反映されているものなのか、脚本を読むだけでそれを判断するのはなかなか難しいものです。
黒岩さんの脚本を読み、まず最初に感じたのは、この脚本家はたくさんの抽斗(ひきだし)を持ち合わせ、物語と人物のセリフを自分自身の手法で血肉化しているに違いない、ということでした。

ひとつのエピソードとシチュエーションをどんな言葉(ト書きとセリフ)を使って脚本として表現するか、脚本家はそこに命を傾け、腐心すべきだと思ってます。


多メディア時代となり、テレビにとどまらず、脚本家が活躍する舞台は増えているのは事実でしょう。でも脚本家自身がもつ作家性が存分に発揮できる仕事に巡り合えることは希であることが実情です。

 

そんな中、脚本家はどんな仕事も自身の作家性に拘り続け、養い続け、作品を自分自身に引き寄せていくことが大切です。それこそがその作家にしかできない作品を生み出すことにつながるのだと思います。黒岩さんの作品にはその拘りが感じられたのが、私が一票を投じた理由です。

黒岩さん、この度の受賞ほんとうにおめでとうございます。毎回言い続けているのですが、他ならぬ
市川森一脚本賞を手にしたことはドラマを愛する者にとって大変名誉なことです。是非とも噛みしめて下さい。今後もドラマ界を牽引し続け、更なるご活躍をお願いいたします。



<略歴>1965年生まれ、愛媛県出身。早稲田大学演劇専修卒業後、制作会社を経て、2005年日本テレビ放送網㈱入社。主なプロデュース作品:連続ドラマ「アイシテル~海容~」(2010)、「Mother(2011)、「デカワンコ」(2011)、「東京全力少女」(2012)、「Woman(2013) 、「Dr.倫太郎」(2015年)など。近年は伴一彦脚本作品、坂元裕二脚本作品の多くを手掛ける。「先に生れただけの僕」(2017年)    

 

 

 

 

  ■ 森安 彩(もりやす あや)  株式会社共同テレビジョン プロデューサー


今回は若手から実績のある方まで、彩り豊かな作品が並びました。その中で、大賞を射止めたのは黒岩さんの「僕のヤバイ妻」。コンセプトが明確で、脚本、プロデュース、演出が一丸となり、作品の狙いと世界観がギュッとまとまった印象の作品でした。

 

主役も含め登場人物みんなが悪い奴という、プロデューサー目線で行きますと一見収拾がつきにくそうなチャレンジングな設定と、とにかく勢いを止めることなく、何が何でもストーリーをドラマティックに力強く動かしていく、そんな黒岩さんの豪快な筆と強い意志に、一票を投じさせていただきました。

 

たくさんの作品にすでに携わられている黒岩さんですので、今後もご活躍されること間違いなしかと思いますが、繊細なヒューマンドラマなど、新しいジャンルもぜひぜひ見てみたいと願っております。

大賞受賞、おめでとうございます。


<略歴>1999年株式会社共同テレビジョン系列会社、㈱ベイシス入社。以来共同テレビジョンドラマ部にてドラマを制作。APを経て、2003年プロデューサーデビュー。代表作品は<連続ドラマ>ANB「エースをねらえ!」、CX「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス」「赤い糸」「絶対零度~未解決事件特命捜査」「カラマーゾフの兄弟」「家族の裏事情」「SMOKIG GUN~決定的証拠~」「心がポキッとね」「ふなっしー探偵」、TBS「もう一度君に、プロポーズ」、NHK「受験のシンデレラ」、<SPドラマ>CXWATER DOYS 2005夏」「美ら海からの年賀状」「山峡の章」「積木くずし」。

 

 

 

 

  ■ 岡部 紳二(おかべ しんじ)  株式会社テレビ東京 編集局次長兼ドラマ部長


「夏目家どろぼう綺談」

夏目漱石自身のキャラクター描写がうすく、文学に向き合う心情にも説得力が感じられなかった。

脚本作りのモチベーションのなかに、もう少し漱石への愛情を感じたかった。

ただロクとの心の交流は爽やかな印象が残った。

 

「僕のヤバイ妻」

ジェットコースター的に早く、意外な展開に引き込まれた。登場人物や作品の世界観にある、得も言われぬ「ブラックユーモア感」がとても魅力的だった。

 

くたばれ坊ちゃん」

没後100年に関連した企画だが設定に少し無理があると思う。「坊ちゃん」への愛情が希薄な印象で、テーマがもうひとつ浮かび上がらなかった。

 

「かもしれない女優たち2016

フェイクドキュメンタリーなのに、描かれた各女優の姿がとても本質的で生々しい。この世界観を可能にしたセリフやモノローグが、非常にリアルで素晴らしい。エンディングも不自然さがなく読後感が不思議と清々しい。

 

「砂の塔」

女性の性の生々しい部分を描き、最後まで犯人がわからない展開に引き込まれた。涙のラストも印象的。ただ多少中だるみ感があった。

 

「俺のセンセイ」

大きな破綻もなく完成度は高い。ただ残念ながら「センセイ」が若い女性だ、という意外性だけで物語としては新鮮味が薄い。


<略歴>1988年東京都立大学経済学部卒後、㈱テレビ東京入社。人事部、ニュース報道部、編成部、バラエティー制作等を経て、01年よりドラマ制作部にてプロデューサーに。0510月期より、深夜枠『ドラマ24』を立ち上げる。主な担当作品:「北朝鮮拉致・めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる」(03)「嬢王」(05)「上を向いて歩こう~坂本九物語~」(05)「モテキ」(10)「三匹のおっさん」(14)「永遠の0」(15)「釣りバカ日誌~新入社員浜崎伝助」(15)「信長燃ゆ」(16)「警視庁ゼロ係」(16

 

 

 

 

  ■高成 麻畝子(たかなり まほこ)   株式会社TBSテレビ プロデューサー


「僕のヤバい妻」
 
まず全編に漂う、なんとも言えないブラックユーモア感が新しい。次にキャラクターが良い。どの登場人物も不思議と憎めない。それどころか応援したくなる。特に夫。愚かで、惨めで、単純で、愛おしくなる。つまり、お客さんはいつの間にか妻目線で見ているのだ。これは脚本のマジック以外の何物でもない。構成も緻密に練られていて、とても高度。

  
さらに優れていると感じたのは、刑事たちの扱いだ。この手のミステリーでは説明係に終わりがちだが、「ヤバ妻」では、新情報や主人公たちと絡ませて、飽きさせないように工夫してあり、スピード感と疾走感が淀むことなく、進行する。見事な筆さばき。

  
日本のドラマに新境地を開いてくれたように思う。


<略歴>お茶の水女子大学芸術教育学修士課程卒。1998年TBSテレビ入社。バラエティ制作を経て翌年ドラマ部に配属。00年「きみはペット」でディレクターデビュー。「末っ子長男姉三人」「スキャンダル」「パパとムスメの七日間」「ヤンキー君とめがねちゃん」「レジデント~5人の研修医」などを演出。08年からプロデューサーも兼務。「Around40~注文の多い女たち」で初プロデュース後、「スマイル」「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方」「アリスの棘」「表参道高校合唱部」など。

 

 

 

 

  ■ 菅野 高至(すがの たかゆき)  市川森一脚本賞財団 事務局長&選考委員長


 今回の候補作には三つの特徴がある。一つは、新人公募の脚本賞受賞作が2作あったこと。もう一つは、夏目漱石没後百年がらみが2作あったこと。最後は、市川森一らしさに注目する作品が無かったことである。オリジナルドラマ、冬の時代が続いている。

 

東山泰子さんの「夏目家どろぼう綺談」。テレビ朝日の新人シナリオ大賞受賞作。旨くまとまった人情噺なのだが、夏目漱石まで引っ張り出してきて、何を描きたかったのかが最後まで分からなかった。

明治という時代を扱っているからこそ、現代を考えて欲しい。

 

小島聡一郎さんの「俺のセンセイ」。フジテレビのヤングシナリオ大賞受賞作。過不足無く良く出来ているが、人物の感情をもっと揺らす展開を発想して欲しいと感じた。

小島さんはまだ26歳、フジテレビ・ドラマの脚本家育成力に期待したい。

 

武藤将吾さんの「“くたばれ坊ちゃん」。ひさびさ故郷に帰ってきた青年が町おこしのイベントに参加させられるという、いかにもの設定で、結局、地域ドラマの枷に縛られ、才気ある武藤さんらしさを十二分に発揮できなかった。伸びやかに書けるだけに残念でならない。

 

バカリズムさんの「かもしれない女優たち2016」。2015年の「~女優たち」より、完成度の高いコメディーに仕上がっている。勿論、彼は狙ってもいないのだろうが、ドラマ的な満足度は薄い。

だが、読売テレビの「黒い十人の女」もそうだったが、女優を取り込むのが実に巧みなテレビ作家であることは確かである。

 

池田奈津子さん、「砂の塔~知りすぎた隣人」。展開が遅く、同じ所をぐるぐる回っている感じで、全10回の物語としては、要素が二つ三つ不足のようである。

大いに期待したいのは、池田さんの台詞である。今回の候補者の中では、一番素直で伸びる資質があるように思えたからだ。

 

以上、5作品は受賞の決め手を欠いて、黒岩勉さんの「僕のヤバイ妻」が、その圧倒的なボリューム感のある作品で、受賞に決まる。

何より台本の頁数とシーン数が半端ではない。手数の多さと展開の妙で、心地好くお客を裏切り、可愛い悪人たちの欲望のままに物語はひたすら疾走する。

 

「妻と夫、それぞれの殺人衝動は、一体何だったの!?」などと言った疑いは瞬時にして消え、作家の思惑通りに、物語の渦に巻き込まれ堪能している……。

 

人間の心情に錘を垂らすような黒岩作品を是非とも見て見たい、そんな思いを込めて、『黒岩さん! 受賞お目出度うございます!』


<略歴>70年NHKに入社。「ドラマ人間模様」、朝ドラ等の演出を経て、88年よりプロデューサー。「純ちゃんの応援歌」(88年)、「むしの居どころ」(92年、芸術作品賞受賞)、「私が愛したウルトラセブン」(93年)、「清左衛門残日録」(93年、芸術作品賞受賞)、「トトの世界」(01年)、「蝉しぐれ」(03年)など。08年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。115月に退職し、フリーになる。映画「一茶」(17年秋)

 

第5回「市川森一脚本賞」受賞候補者(放送順)

東山 泰子  テレビ朝日「夏目家どろぼう綺談」(60分、1/1)

 

黒岩  勉  関西テレビ「僕のヤバイ妻」(54×全9回、4/19~)

 

武藤 将吾  NHK松山「“くたばれ”坊っちゃん」(58分、6/22

 

バカリズム  フジテレビ「かもしれない女優たち2016」(108分、1010

 

池田 奈津子 TBSテレビ「砂の塔~知りすぎた隣人」(54×10回、1014~)

 

小島 聡一郎 フジテレビ「俺のセンセイ」(60分、1226