ゆめ通信

 2014元旦


新年おめでとうございます。
  皆様方には新玉の輝く良き年をお迎えのことと存じます。
  昨年は第1回市川森一脚本賞にご協力をいただきまして、真にありがとう
  ございました。
  昨年4月には東京・長崎で授賞式と祝賀会を開かせていただきました。
  心から感謝申し上げます。
  その第1回受賞者の大島里美様が、来年のNHK大河ドラマを執筆なさるという
  嬉しいニュースが飛び込んできました。
  なんと幸先の良いことでしょう!
  夫市川森一も大島さんと同じ30代で「黄金の日日」そして「山河燃ゆ」「花の乱」
  と3回NHK大河ドラマを書かせていただきました。
  それぞれの時代を見据えて大変な挑戦をしたドラマだったと申しておりました。
  大島さんにもぜひ挑戦する心を持って、素晴らしい脚本を書かれますよう、
  期待を込めて楽しみにしています。
  さて今年の4月17日(市川の誕生日)には第2回目の授賞式が執り行われます。
  次はどなたが受賞なさるのか……とても楽しみです。
  昨年活躍なさった脚本家の方々を思い浮かべながら、新年が始まりました。
  今年も市川森一脚本賞にご支援いただけますよう、
  なにとぞよろしくお願い申し上げます。
                             財団理事 市川美保子

 


新年おめでとうございます。
  昨年の第一回市川森一脚本賞は、大島里美さんと言う、実に大胆で挑戦的な作家が
  選ばれました。
  まさに、次代を担う作家を支援しようという賞の目的にぴったりの人が選ばれ、
  また今後の賞の性格も明確にすることが出来たと思います。
  多くの皆さんのご支援とともに、事務局ならびに審査員の皆さんのご尽力のお蔭と
  深く感謝しております。特に審査員の皆さんは現役プロデューサーとして多忙を極
  めている中、真摯に審査に当り、このホームページにも掲載されているような実に
  個性的な考えは、受賞作と同様の輝きを持っていました。
  これで今年はどのような作家・作品が選ばれるのか、一層楽しみになりました。
  一作一作積み重ねるなかで、賞の放送界での位置づけも決まるでしょう。
  そして大島里美さんが、更に飛躍し活躍されることを望みます。

                              財団理事 遠藤利男

 


新年おめでとうございます
  2014年、月刊ドラマ誌は創刊から35年となります。
  創刊の年1979年はテレビドラマの世界では、「脚本家の時代」が到来していました。
  NHKドラマでは脚本家名を冠したシリーズが放送されていました。
  その後、フジテレビ、テレビ朝日でも同様のシリーズが作られ、前後して
  “ドラマのTBS”ではオリジナルの秀作が連ドラや日曜劇場など単発ドラマで
  次々生まれていました。
  日本テレビの連ドラのヒット作も脚本家のオリジナルが殆どでした。
  それから年月が経ち、ドラマ冬の時代が言われて久しくなりますが、近頃、ようやく
  脚本家中心のドラマ作りが少しずつ増えてきて、ドラマ界が活性化してきたように
  感じます。
  市川森一脚本賞の存在がこうした現象を引き起こし、さらに発展させる一因になる
  ことを望み、「脚本家の時代」が再び来ることを大いに期待しています。

                     財団理事 辻 萬里(月刊ドラマ編集長)

 


市川森一賞によって今年も素晴らしい脚本家が世に登場してくることを
   願っております。

                      長崎の地より 財団理事 森泰一郎

 


昨年は楽しみに待っていた長崎での市川本オペラ「古事記」公演がお流れに
   なりました。
   今年こそ東京か長崎での公演を実現してほしいものです。

                           財団理事長 福地茂雄

 

 


 あけましておめでとうございます。
 市川森一脚本賞財団、2年目のスタートです。市川さんの脚本とドラマへの熱い思いだけで始めた財団活動も、会員の皆さんから熱い支持をいただき、ようやくここまでたどり着きました。改めて感謝申し上げます。
 今、財団は第2回受賞者の推薦に向けて作業を始めたところです。引き続きこの脚本賞の充実と継続に向け努力してまいります。今年もよろしくお願い致します。

 さて、昨年のドラマ界は「半沢直樹」と「あまちゃん」の二つのドラマで沸きました。 この2つのドラマのヒットはこれからドラマが進むべき良き方向を示しているのではないかと考えています。「半沢直樹」は物語を楽しく面白くするために、アイドルや派手な出演者よりも適材適所、芝居のうまい役者を起用したこと、同時にディテールにこだわり、時間をかけ、粘っこい演出によってドラマの厚みを増したこと、こうした数字狙いを度外視した原点に戻ったドラマ作りが逆に「倍返し」の予想外の数字となって現れたのです。

 「あまちゃん」は、なつかしい故郷、なつかしい時代、そして家族と仲間といった、震災後の日本人誰しもが反応する皮膚感覚に訴え、なんてたってアイドル時代のメランコリーと誰だってアイドル時代のAKBワールドを絶妙にからませた見事な脚本が「じぇじぇじぇ」と驚きのブームを呼んだのではないでしょうか。

 こうしたトレンドが示すように、今年のドラマ界が、金太郎飴のような数字狙いのドラマから脱却し、面白いドラマ、感動するドラマ、その原点に立ち返ったドラマ作りへ導いてくれることを期待しています。

 一方ここ数年、大阪名古屋以外の地方発ドラマが増えています。昨年はNHKだけでも10作品が制作、放送されました。民放でも、おなじみ北海道や福岡、そして沖縄でもドラマが制作されています。それらの多くは、地域ドラマならではの企画意図のはっきりとした意欲作が多く、多彩多様な輝きのあるドラマです。そして地域ドラマが多数制作されることは、数字とりドラマにはなかなか入り込めない若い脚本家の皆さんたちに能力を発揮する場を与えます。

 天空に湧き上がる雲のごとく、いろいろなドラマが立ち上がる、そうした場から多彩で多様なすぐれた作家が誕生すること、これこそ我々財団の本懐とするところです。少し楽観しすぎでしょうか。

 ただ、前記メガヒット2作品に加え数作品だけが20%以上の勝ち組、残りは10%前半、さらにひとけた数字の負け組と、ドラマ世界の2極化現象、現実世界のような格差社会の出現はいただけません。流れに乗らないと仲間外れになるとして「いいね」「いいね」と勝ち馬に乗ってしまう日本人、それは、この日本を悪くしている元凶でもありますが、それは余談としても、湧き上がる雲の如く数多ある、多彩で多様なドラマを自分自身の感覚で自由に楽しめる、そんな目利き力のある視聴者をどう獲得してゆけるか、私たちに課せられた責任ある大きな仕事だと思います。がんばります。

                             財団常務理事 渡辺紘史

 


  新年、明けましておめでとうございます。

   昨年は多くのドラマが世間の耳目を集め、「じぇじぇじぇ」「倍返し」などの
   「ことば」がドラマの枠を超えて世の中を賑わせました。

   そうした「ことば」を生み出した、力強く挑戦的な脚本に魅了された
   一年だったと感じております。

   今年はどんな新しい「ことば」が生まれるでしょうか。

   第1回市川森一脚本賞を受賞された大島里美さんが脚本する来年の
   大河ドラマをはじめ、テレビや映画から新たな「ことば」が続々と生まれて、
   世の中をワクワクさせてくれることを願っております。

   本年もより一層のご支援を、よろしくお願い致します。

                             財団理事 藤本宏樹

 


 

  新年あけましておめでとうございます。
  昨年は第1回の市川森一脚本賞を無事、授賞できましたこと、誠にうれしい限りです。
  実に多くの方々に御協力いただきました。本当に有難たく思っています。
  財団の立ち上げから今日まで、色々な体験をして、少しは賢くなった気がしています。
  この経験を踏まえ、今年は一層充実した賞にしたいと、張り切っています。
  今後とも、御支援のほどよろしくお願いします。

                            財団専務理事 高橋康夫

 

(以上 順不同)