ゆめ通信

2018元旦

謹んで新年をお祝い申し上げます。

 

旧年中は一方ならぬご厚情を賜り、心から御礼申し上げます。

おかげさまで財団は設立6年目を迎えることができました。

これもひとえに皆さまのご支援のたまものと感謝いたします。

 

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

                  平成30年  元旦

 

                       財団理事長 福地 茂雄

 

新年おめでとうございます。

今年も皆さまにとって輝かしい一年となりますようお祈り申し上げます。

いつもご協力を賜りましてありがとうございます。

心から感謝いたしております。

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

年が明けるとまたすぐに市川森一脚本賞の選考会が始まります。

4月に第6回目の授賞式が行われる予定です。

今年はどなたに決まるのか・・・いつもワクワクする楽しみな時期です。

これまで授賞なさった方は、皆さま大活躍をなさっています。

とても嬉しく喜ばしいことです。益々のご活躍を期待させていただいております。

 

昨年(平成29年)の市川森一に関わる出来事をご報告致します。

4月  市川森一・藤本義一記念東京作家大学入学式。

4月  長崎で第6回夢記(市川森一記念日)開催。

4月  市川森一脚本賞授賞式。

7月    長崎で市川森一脚本賞受賞者を囲んでの祝賀会。今回は第1回目受賞者大島里

 美さん、第4回受賞者足立紳さんも参加。女優秋吉久美子さんが特別ゲストでした。

月  市川森一原案 「ドラマティック古事記第2弾・神々のさまさまなる戦いの物

 語」を新国立劇場オペラパレスで上演。

11月   長崎で市川森一記念文化講演会開催。(講師・作家 竹田恒泰様)

11月   長崎で第4回森一忌開催。(ゲスト・ジャーナリスト 鈴木嘉一様)

  他に市川森一原案の「古事記・天語り」を各地で上演。

  平成29年から宮崎県教育委員会の主催で「市川森一古事記」原案「ひむか天語り」

  を宮崎県の小・中学校で巡演中。

 

今年も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

                             財団理事 市川美保子

新年おめでとうございます。

 年々テレビドラマ、それもオリジナル作品を取り巻く環境が厳しくなってい

るように見えます。

 

 制作にかかる費用、時間と視聴率のコストパフォーマンスの悪さ、かつてほ

どの余裕がなくなってきた放送局側の事情などが重なり、一定の理解の得られ

やすい原作ものに傾斜する現実も理解できないではありません。

 

 しかし、私たちの世代は、かつて映画の世界に、限られた制作費と制作期間

を逆にエネルギーとして多数の傑作、快作、名作を生み、名ライター、名監督

を輩出した日活ロマンポルノやATGの存在を知っています。

 

 実際に今やドラマのゴールデンタイム化し、エネルギーが衰えてきたように

さえみえる深夜枠よりもさらに遅い「未明枠(?)」や「明け方枠(!?)」

に思わず振り向かせる力を持った作品が出るようになりつつあります。

 

 今年は戌年。ライターやスタッフが牙をむいたような鬼気迫る作品の登場を

期待します。少なくとも私は決して見逃したりしませんから。    

 

                           財団理事 小林 毅

明けましておめでとうございます。

2018年の元旦にふと浮かんだのは市川森一先生がしばしば口にされていた「聖と俗」と

いう言葉でした。テレビドラマは主に俗の世界を描きます。しかし、市川先生のドラマには

俗だけではなく聖なるものが隣り合わせにありました。晩年に取り組まれた『古事記』もま

た聖と俗が描かれています。先行きの見えない今の時代、求められているのは聖と俗とを合

わせ持つドラマではないかと、ふと思った次第です。2018年、人々の心をとらえるドラ

マが数多く創られることを願っています。

 

                          辻萬里(月刊ドラマ編集長 理事)

あけましておめでとうございます。

 

 今年は財団設立から6年目となります。

 私どもが財団設立を思い立った当初、この事業は少なくとも5年は継続

させ、日本ドラマ界の底上げを図りたいと、皆様にこの顕彰事業への参加

をお願いした経緯がありました。おかげさまで、これまで5回の選奨を重

ねる中で、受賞者のその後の活躍や、後続の新人たちの胎動の声が届くこ

ともあり、私たちの目利き力や、ドラマ界の人材育成力も捨てたものでは

ないと思い至り、少なくも5年から、今後さらに5年、計10年を目指し、

新しい展開を図っていきたいと考えております。

 

 とはいえ、今後さらに5年、事業の展開を図ることは、決して容易では

ないと考えています。というのも、新しいメディア状況のなか、テレビド

ラマの立ち位置が、曖昧のまま放置されていると思えてならないからです。

テレビ局、制作会社、広告代理店、制作者自身、そして脚本家も含め、ド

ラマの制作者側が、若者のテレビ離れやドラマの見られ方の変化へ、どう

対応すべきなのか、その答えを持ち得ていない状況があるからです。また、

財団運営資金にも不安が存在します。法人や個人の皆様からの厚意や協力

によって得られる原資のみに頼る当財団の特異な運営は、時の経済状況や

経営者の思惑にも左右されます。確かな運営を継続させるためには、事務

局の効率化を行うとともに、新たなご寄付のお願いもしなければならない

と覚悟しております。改めて皆様のご協力をお願いする次第です。

 

 「ドラマ」は「ものを人に語る」もの。人間の歴史の誕生とともにあっ

たこの「文化」を支えるのは、語られる相手、つまりドラマを見る人間、

一人一人の、私とあなたです。

 6年目にあたり、財団は、その「ドラマの素晴らしさ」、ドラマ「脚本の

素晴らしさ」、そしてドラマに描かれた「人間の素晴らしさ」を再発見でき

るような企画イヴェント考えています。財団は、そうしたドラマの原点に

常に目を向けながら運営を行ってまいりたいと考えております。

 

 皆様におかれても、これまでの5年間にも増してのご支援ご鞭撻をよろ

しくお願いいたします。

                           2018年 元旦

 

                         財団理事 渡辺紘史